別れ

バイト先の尊敬していた社員の方が東京で店長に就任するとか。

以前、その社員の人と他店舗のヘルプに行く途中の車の中で話をしているときに、
あまりにも店長になりたい、地域の責任者になりたいような空気を漂わせるものだから
その事を聞いた時はそれはもう自分の事の様に嬉しく思えた。


でも、それはつまりその社員の方との別れにもなるという事。
それに気が付いた瞬間、一気に寂しさに襲われた。



この方は非常に細かいようで大雑把。そんな人。
凄く細々とした所に拘ってるけど、たまに基本をミスしたりする事もある。
それをバイト先の先輩方は煙たがってる人も居るようだけど、自分はそんなこの方が好きだ。
何事も一生懸命で、18:00〜翌朝の9:00近くまで一人で仕事をしていた事もあったそうだ。
でも「疲れた」とか「眠い」とかそういう愚痴を一切言わないような素晴らしい方。


自分がバイトを始めて間もない頃、一番仕事を教えてくれたのがこの方だった。
自分のミスでお客様を怒らせてしまって、変わりに出てきて一緒に謝ってもらった事もあった。
最近でも、自分が大きなミスをしてしまったときに、自分を怒ってくれたのもこの方だった。
この方無しでは今の自分は考えられないと言っても過言じゃ無いくらいにこの方にはお世話になった。




来週の棚卸に出たらもう今居る店舗から新しい店舗に異動になるそうだ。
正直、来週の棚卸が非常に辛い。いろんな意味で。
この文章書いてるだけで涙腺がヤバいのに本人を目の前にしたら決壊するのは必至だろうなぁ・・・